知らず知らずのうちに、自ら学びや成長をシャットアウトしているのかもしれない。皆、そう感じているのではないでしょうか。「面倒だから…」「意味ないから…」「興味ないから…」・・・。それじゃ、何も見出せない。

僕が大切にしていること。インハウスの頃に先輩に教わったことがある。
「自分がしている目の前の仕事の中に、意味を創造する」ということ。

仕事だから、一見すれば、「意味のないこと」なんて感じるワークもあるかもしれない。そういった小さな物事のなかから、意味や学びを見出すという姿勢や思考。これを日々反復していると気付くことや視野が広がるもの。「頭がねじ切れるほど考え貫く根気」「苦しみながら一歩を歩みだすという実感」「仮説と検証のためのあらゆる視点」。。。

僕にとって、「自分がしている目の前の仕事の中に、意味を創造する」は「ポジティブシンキング」へとつながっているのかなと最近思う。「貪欲に学ぶ姿勢」とも。

世の中に存在しえる感性や価値や価格や設定や状況。どうしてそうなのか。自分にはそれがどう当てはまるのか。そんなことを調査・研究する貪欲さを支えているのは、「学ぶ姿勢」であり、「ポジティブさ」であり、「意味を創造する」ということなんだろう。

2011.06.29

堀 真寿