pdwebメールマガジン第4号「リレーコラム:ギョーカイに一言 第4回:小牟田啓博氏 -危うし!? 日本のモノ作り。ケータイ製造事情編-」が興味深いです。

「談合主義的な農耕民族の我々日本人の感覚に対して、根っからの狩猟民族である彼ら(中国の製造事情)とでは、比較することそのものが違うのだけれども、対応力とそのフレキシビリティに対してだけは、しっかりとマークしていかないと井の中の蛙となりきってしまった今の遅延したマーケットから抜け出すことはおそらく不可能。」

「クリエイターの責任は重い。「こんなモノがあってもいいかな?」的な差別化ベースのモノ作りは不要。ヒトに必要とされないモノの存在自体が”悪”とされる時代は到来しています。 」

「ヒトの生活文化に対して本質的に必要なモノとは何か? を、とことん追求する思想のもとに生まれたプロダクトだけを提供し続ける。これを追求することが、我々日本のモノ作り師たちに課せられた使命だと、僕は思うのです。 」

抜粋させていただきました。う~ん共感します。多くのデザイナーが体で感じてる事だと思います。最後の一文“日本のモノ作り師たちに課せられた使命”ってとこ、胸に突き刺さります。がんばろう!

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2010.0726

堀 真寿