成功する基本中の基本、「勉強2割、行動8割」の時間配分。
これは実際に勉強2割、行動8割の時間配分でなくてもよい。
そういう心構えをすることが大事ということです。
こういう話を聞いたことがあります。
「失敗する受験生ほど参考書コレクターになり、成功する受験生ほど少ない参考書を穴が開くまで取り組む。」
これは何かにトライする人の心理を突いた、とても的確な状況を例えていますね。
参考書を買ったり所有することで得られる満足感というのは確かにあります。
でもそれではまだインプットや学びは始まっていません。
手にしてからが本当の学びの勝負です。成長の勝負です。
その勉強の時間というのは苦しい時間でもあり、楽しいものです。
もっと知りたい、身に付けたいという焦りが苦しさならば、それは成長を実感しているということ。
そして、その学びが楽しいと感じられるようになれば、どんどんスピードアップします。
学びが楽しいと思えていないから、また違う手段をしてしまう。
その繰り返しになってしまっては、失敗する受験生のようになってしまいます。
運よく学びの楽しさのステージに立ってしまえば、インプットの面白さに取りつかれてしまいます。
僕もふと気付けば、学びやインプットの時間をとってしまっています。
だって、楽しいから。たくさんの情報や知恵は掘り起こせば簡単に得られる時代なんだから。
でも、学んでいるだけでは1円も稼げていません。
学んでいるだけでは、受注もありません。出費だけです。
気が付けば勉強ばっかで、何も得ていないということにならないように。
学びがあってこその行動を!行動するから学ぶんだ!
学んだことをすぐ実行する喜びを感じられてこそ、本当の成長があります。
「勉強2割、行動8割」
これくらいの意識でいることが丁度いい。
実際は勉強5割、行動5割なのかもしれない。
2割8割の意識でいることで、5割5割が保たれるんじゃないかな。
そんなふうに思います。
2018.07.23
堀 真寿