意図してか、また知らず知らずにか。
いずれにしても、自分が培ってきたスタンスというのが誰にでもあるもの。

大人になればなるだけ、そのスタンスは自信へとつながることもあるけれど、それが気付かない内に枠組みとなってることだってある。

自分のスタンスを守ろうっと思った瞬間から、どんどん周りに壁ができてしまうものなのかもしれない。そのスタンスを崩してしまうかもしれないという恐怖よりも、挑戦するという気持ちの方を大きくもっていたいものだ。

スタンスは守るんではなくて、育んでいくもの。

育む。という言葉の餌は、勇気しかない。そう思う。

リスクを恐れて行動しない人がいます。無難な態度しか表現しない人がいます。いろんな人がいていいと思うけど、他人任せにすることはやめましょう。スタンスだって、勇気だってない、そんな生き様を選ばないでほしいと思う。自分でアクションを起こす勇気が大事。結果や答えだけが大事なことじゃない。自分でやるかやらないか。そうやってチャレンジしてトライして、失敗して成功して、学んで、楽しんで、悔しがって、またつぎへ。そのアクションの数だけ、人生の重みがある。だから、すばらしい人生の先輩は、なにも年配の人だけには限らない。年齢に関係なく、身近なあの人だって、すばらしい人生の先輩なのです。そういうことに気付くことが大事だと思うし、そういう視野で身近な人達と接することが大事だと思う。

2010.01.23

堀 真寿